すぷふぇす二日目感想とアイドル観

プロデューサーのみなさま、毎日のプロデュース活動お疲れ様です。という言葉を枕に据えると収まりがいいことに最近気づきました。みなさんはどうですか?

さて、過日3月4日(土)〜3月5日(日)はすぷふぇすでしたね。当然両日参加・・・したかったのですが、仕事の都合上4日はLVすら観覧できず5日のみの参加となりました。ただとても幸運なことに現地チケットを入手することができたため、舞浜アンフィシアターで観覧させていただきました。

 

今回のイベントはクイズ形式でのトーク半分ライブパート半分の構成で、出演者のみなさんいわく「比較的緩い感じのイベント」でした。前回、おなじく現地で参加した 6th Anniversary Memorial Party と比べても終始(いい意味で)力の抜けた雰囲気だったのが印象的でした。

またそれに加えて今回のイベントでは1日で9人"しか"声優が出演せず、二日間合わせても12人というシンデレラガールズ的にはかなり少ない人数でのイベントでした。そのため練習時から出演者同士でよく喋っていたらしく、交わす言葉の節々から気の置けない間柄になっているのをひしひしと感じられて非常に、、こう、、、よかった。

 

特に佐々木千枝役の今井麻夏さんの佇まいの変貌っぷりには驚きました。おそらく同じ感想を持たれた同僚諸君も多いはず。Serendipity Parade で初めて見かけたときはその美貌に驚いたものの、変に落ち着いているというか、どこか一歩引いた感じを窺わせており、ほかのメンバーが楽しそうなぶん「せっかくの5th ライブなのに楽しめていないのかなぁ」とすごく残念に思っていました。

それが今回は全然雰囲気が違っていて、しょっぱなから諸星きらり役の松嵜麗さんにイジられてモデルウォークしてみたり、パッションチームのボケに口に手を当てて笑っていたり、みずから天然ボケをかましてみたりと見るからに空気が明るくなっており、その変わりっぷりに面食らってしまいました。かつて冷静だった彼女が周りと打ち解けて笑顔を零す姿は、さながらローマの休日で王宮生活に嫌気の差したアン王女がジョーに連れ去られて遊ぶうちに見せるそれのよう。

今井さんだったか及川雫役ののぐちゆりさんの発言だったかちょっと記憶は定かでないんですが、ふと「先輩のみなさんといるときは遠慮していた」と零していたのを聞き、5thで見せたあの冷めた雰囲気は緊張や遠慮に由来していたものだったのだ、と得心。そののぐちさんもいつの間にか素の姿を出すようになって生き生きとしたトークを見ることができました。そんな皆が壇上にいるとそれを見ている僕自身も楽しくなっていました。楽しさって伝染するんですよね。

 

と、なんかここまで書くと単なる声優イベントみたいな感想になってしまいましたが実際はそんな感じで、でも僕は別にそれでもいいと思ってました。

僕はアイマスのアイドルって「皆で作り上げていくもの」だと思っていて、もちろん声を演じる声優さんは大きなファクターではあるけどイコールではない。声優も、コンテンツ制作スタッフも、プロデューサー(ファン)も、みんなで「アイマスのアイドル」という偶像を作り上げていき、その結果メタなキャラクターがみんなに共有される。今回のすぷふぇすは言わば「デレマスのアイドルを作り上げているみんなでデレマスのネタで盛り上がる同好会」的に楽しんでいました。だから声優も同僚P達もみんな楽しそうにしているのを見れて本当に嬉しくなったんです。みんなが笑顔になれるシンデレラガールズというコンテンツがますます好きになりました。

 

緻密に構成されたクオリティの高いライブイベントもいいですが、みんなで笑える楽しいイベントがあってもいい。そう感じさせてくれる一日でした。またこんなイベントがあったら積極的に参加していきたいと思います。

 

それでは皆さん、すぷふぇすお疲れ様でした!